これまでに、仕入れ・清掃・撮影・梱包までの一連の流れをブログ記事としてまとめてきました。
今回はその前段階――つまり「せどりを始めてすぐ」のタイミングで、僕自身が「最初にこれをやっておいて良かった」と思ったこと、逆に「これを知らずにちょっと失敗したな」と感じたことをまとめます。
これからせどりを始める方に、少しでも参考になれば嬉しいです^^
① 不用品販売からスタートして「売る感覚」を掴む
最初からいきなり商品を仕入れて始めるのは、なかなかハードルが高いと思います。
なので、まずは「商品を売る」という感覚をつかむために、メルカリで不用品を出品してみることをおすすめします。
最初は写真の撮り方や説明文の書き方もよく分からないと思いますが、とにかくまずは出してみることが大事です。
そのあとで、「いいねが付くか」「閲覧数は多いか」などの反応を見て、必要に応じて文章を修正したり、写真を撮り直してみたり。
上手な人の出品ページを参考にして、どんな構図や背景が見やすいかを観察するのも学びになります。
そして、実際に売れて、梱包・発送して、評価までついたときには「自分にもできるかも」と思えるようになります。
せどりの第一歩として、売る体験をするだけでも大きな自信につながりますよ^^
② Googleレンズで「商品価値を調べるクセ」をつける
私の場合、Googleレンズは実際の仕入れの現場でぶっつけ本番で使い始めたんですが(笑)、今ではかなり頼れるツールのひとつです。
まず基本的には、メルカリアプリで商品名を検索して「相場」や「どれくらいのスピードで売れているか(回転率)」をチェックしています。
でも、そもそも「これ何だろう…?」という商品も出てきますよね。そんなときに役立つのがGoogleレンズです。
体感では、Googleレンズを使えば9割の商品は特定できます。型番や商品名まで出てくることも多いので、それをコピーしてメルカリで調べればOK。
一部、どうしても判別できない1割くらいのアイテムもありますが、それでもかなりの精度です。
特に「価値が分からない商品」に出会ったときに頼れるので、仕入れ前から使い方に慣れておくと安心です!
③ 得意ジャンルの店舗を「見に行くだけ」でOK
最初から「仕入れるぞ」と意気込むとプレッシャーになります。
まずは、近くのリサイクルショップやハードオフなど、**1つの店舗に絞って「見に行くだけ」**を続けてみるのがおすすめです。
ポイントは、できれば毎日通うこと。
どんなに小さな店舗でも商品数は数百点以上あり、最初はどこを見たらいいか分からず圧倒されると思います。
だからこそ、まずは「自分が興味のあるジャンル」だけに絞って、「棚に出された日付」を見て、それからメルカリで販売履歴をチェックするという流れが大事です。
毎日見ていると、「これは昨日はなかったな」「これはずっとあるな」といった棚の変化にも気づけるようになります。
最初は時間がかかっても、見慣れてくると「動いてない商品」は自然と分かってくるので、他のジャンルや他店舗にも余裕を持って目を向けられるようになりますよ^^
④ 利益度外視でもいいから「一度やり切ってみる」
不用品販売で出品や発送に慣れてきたら、試しに1つだけでも商品を仕入れてみましょう。
最初は利益が出なくても構いません。大切なのは、「自分で仕入れて売る」という一連の流れを体験してみることです。
そしてこの段階で考えたいのが、「どうしたら売り手も買い手も気持ちよく取引できるか?」ということ。
たとえば、言葉遣いが乱暴だったりそっけなかったりすると、ちょっとしたやり取りでも不快に感じられてしまいますよね。
実際には数日間のやり取りかもしれませんが、その間だけでも「できるだけ気持ちよくやり取りできるようにしよう」という意識があると、お互いに良い印象が残ります。
私自身、「売れた!」という嬉しさと同時に、「この人に買ってもらえてよかったな」と思えた時が、一番やりがいを感じました^^
⑤ 小さくても「記録を残すクセをつける」
せどりは“積み重ね”の副業。だからこそ、最初のうちから「記録を残すクセ」をつけておくことがとても大事です。
私も最初の頃は、簡単なスプレッドシートに、
「商品名」「仕入れ日」「仕入れ値」「売れた日」「販売価格」「利益」などをざっくりと記録していました。
また、資材の購入日と金額もしっかり残すようにしていました。
その後、せどり用に作られたスプレッドシートを使うようになり、
「どこで仕入れたか」「仕入れから売れるまでにかかった日数」「配送方法と送料」「月間の売上・粗利・経費・純利益」など、細かく把握できるようになりました。
ここまで細かく記録する理由は、せどりはお金の管理をしっかりしないと、黒字でも資金が回らず“破産”してしまうリスクがあるからです。
特に金額の記録は、最初から丁寧につけておくことをおすすめします。
後から振り返ったとき、「やっててよかった」と必ず思えるはずです^^
🧩 記事まとめ
今回は、せどりを始めたばかりの頃に「やっておいてよかった」と感じたことを5つ紹介しました。
いきなり完璧を目指す必要はまったくなくて、小さな行動の積み重ねが、あとで大きな自信になっていくと実感しています。
とにかく「まずやってみる」「失敗しても大丈夫」という気持ちで、一歩踏み出してみてください。
自分の手で商品が売れた時のあの嬉しさは、きっとあなたの中でも次の原動力になりますよ^^
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この記事を書いた人:芦原 真司(副業挑戦中のWebライター)▶ [プロフィールを見る]
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